道元禅師の言葉 (柳緑花紅)柳は緑、花は紅 当たり前のことを、ありがたい事実と実感出来るには、厳しい修練が必要だと中国から禅を学んで帰国したとき、インタビューに答えた第一言が「眼は横に、鼻がたてについていることが、本当にわかった」だから空手で戻ってきた」と著述の「正法眼蔵」に書かれている。 この言葉に人々はあまりの当たり前の話に笑い転げたでしょう。このありがたさがわかるのに道元禅師は帰国までの十年の歳月を異国で必要とした。 思ったまま、見たままを真実にそのままを「不妄語戒」というのだそうです。
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