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日々の日記で、綴ります。 日々読書、ジャンルは無差別手当たり次第。
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東大講師時代、胸に手をつっこうんでいる学生に「手を突っ込んでないで手を出したまえ」 「先生、出したいんですが、じつは手がないのです」と学生は答えた。 漱石はそこで謝らないで、「私だって、ない知恵を無理して出して講義してるんだ、ない手だって出したまえ!」とかなりの偏屈ぶりの実話が残っています。

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婦女のいかりは 怖るべし 人なべて こころすべしぞ。 おみなごは 恋しえやすく おみなごは 憎みもやすし。         「トリスタンとイズー物語」ベディエ編、佐藤輝夫訳よりの名句

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古いものを喜んではならない。 また新しいものに魅惑されてはならない。 滅びゆく物を悲しんではならない。 牽引する者(妄執)にとらわれてはならないる。 「ブッダのことば」より選んだ、名句を紹介 新旧取り混ぜてあって、滅び行く者、人に涙するのが常であり、普通であるが、ブッダの言葉は非常に難解である。

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若い頃、青春時代に好きだった小説の一つ。 「彼はその後、仲田に三四度行ったが、杉子には逢えなかった。 杉子の学校の帰りに逢いに行って、一度逢った。その時杉子は四五人の友達と嬉しそうに笑いながら声高二に話していたが、彼を見ると、いつも人なつかしげに無邪気な挨拶した。 彼は実際うれしかった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼はある日の晩、大宮の処にあそびに行った。そして彼が帰る時、大宮が送ってくれた時、彼は杉子を恋していることを白状した。 国語の教科書の紹介文から ◎自分も彼になって杉子に恋していたようであった。

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 上方の大金持ちの息子として生まれた主人公世之介は七歳にして恋を知り、少年時代から腰元・姉妹・遊女・人妻などにたわむれ、恋文を送ったり交渉を持ったりする。 その後、勘当、放浪し、色道修業を重ね34歳になり父の死と遺産相続。 以後二十年間好色生活の後、60歳になって七人の友と好色丸なる船を設えなんとなんと、女護島に船出するという、浮世草子、好色本であるが、西鶴が小説に転じた最初の作品である、と高校の教科書に書いてあった。 長女の捨てようとしていた「新修国語総覧」をお気に入りの一冊として宝

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